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金属イオンとは、金属が電子を放出して電気を帯びたイオン(陽イオン)になった状態のこと。金属イオンに配位子(ligand)と呼ばれる分子やイオンが結合したものを「錯体」という。錯体は、鮮やかな色を発色したり、水に不溶な物質に変化するという特徴を持っている。
このような金属イオン結合物は、人間の体内にも多く存在する。
例えば、人間の血液の中のヘモグロビンという物質では酸素運搬をつかさどる最も重要な部分は鉄の錯体である。体内に鉄が不足すると貧血になってしまう。植物の光合成の際に中心的役割を果たすクロロフィルもマグネシウムの錯体である。
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